匂いも身だしなみ

今日、電車で途中駅から乗ってきて隣に座った方からすごくタバコの匂いがして、ちょっと気分が悪くなるという出来事がありました。

タバコを吸う吸わないということは、個人の自由ですので、それについてあれこれいうつもりはありません。

しかし、職場においても、今日私が体験したような匂いに関するトラブルは意外と多いのです。

体臭など一部体調にかかわる問題であまり追求してはならないケースもありますが、タバコや香水、柔軟剤など本人が気づけば避けられるものもたくさんあるのが、匂いに関するトラブルの特徴です。
しかし、ほとんどの場合は、その匂いを発している本人は気づいておらず、場合によっては「いい香り」と思っていたりします。

匂いに関する感覚は、人によって異なります。
人によっては体調にも影響を及ぼす場合がある厄介なものでもあります。
だからこそ、職場における匂いの問題は、一人一人が、いや、会社や組織が、どうすべきか…考えるべき問題であると言えるでしょう。

身だしなみという言葉があります。
身だしなみとは、一言でいうと「相手に不快を与えない服装や恰好」のことを言います。
※詳しくは、【コラム】職場の健康づくりの「おしゃれと身だしなみの違いとは」をご覧ください。

そう考えると、広義では匂いも身だしなみの一つであると言えるでしょう。

特にタバコや香水、柔軟剤など本人が気をつければ避けられる避けられる可能性のある匂いについては、公共の場や職場など様々な人がいる場に行く場合には、他人の目…いや、他人の鼻を意識し不快な思いをさせないよう気をつける必要があるでしょう。
タバコを吸ったり、好きな匂いを楽しむのは、個人の自由ですが、だからといって、他人に不快な思いをさせて良いはずはありません。
そして、そうした匂いを発する人は、匂いを感じる人にとって勝手に近づいてくるわけですから、不快を感じたとしても、その場を離れる以外に匂いを嗅がされるほうはできません。
しかし、職場などではそう簡単にその場を離れることはできないことも多いわけですから…。

とすれば、匂いも身だしなみと認識し、各自が身だしなみを整える努力をする必要があるのではないでしょうか…。
そして、そうした社員が認識を持つように会社や組織が啓蒙を図っていくことも重要だと言えるでしょう。

改めて組織風土づくりの一つのテーマに気づいた今日の出来事でした(^^;

ご縁に感謝!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。