人は変われる

先日のブログで

・人は変わらない
・人は変わる

ということを書かせて頂きました。

今日はその続き・・・と言ってはなんですが

人は変われる・・・(自ら変わろうとすれば変われる・・・)

ということについて書いてみたいと思います。

「人は変わらない」のブログでも書かせて頂きましたように

人は他人によって変わることはありませんが、自分の意思であれば変わろうとすることはできます。

また、「人は変わる」のブログで書かせて頂いたように

気をつけていなければ変わってしまう可能性があります。(それも良くないほうに・・・)

こうしたことを理解すれば
人が望ましい方向へ変わるためには
望ましい方向とはどういうものなのか・・・を正しく認識し、それに向かって進んでいくという意思を、その人が自ら持つことであるということが見えてくるのではないでしょうか。
そして、その意思をしっかりと持ち続けること・・・これが重要だと言えるでしょう。

そのために必要なこと

それは

望ましい方向に進んでいくための手段・・・言い換えれば、どういうことをしていくのかということをきちんと考え実行していくことです。

具体的には

信頼される人になろうと思えば

・嘘をつかない
・相手の嫌がることをしない
・進んで協力する

・・・などといったことをしていくことが大切になってくるのです。

また

リーダーとして組織をまとめようと思えば

・メンバーとのコミュニケーションをリーダー自らが心がける
・メンバーの意見をきちんと聴く
・必要な時はきちんと指摘し方向性を示す
・チームのことについては自らが責任を持つ

・・・などといったことが必要となるでしょう。

ただ、こうしたことを考えることは多くの人ができるのですが、それを実行に移すとなると、意外とできていない人が多いのではないでしょうか。
つまり、「考えていること」「知っていること」と「できていること」とは同じではないのです。

そして

変われる人は、考えているだけでなく、必ずやろうとし続けているのです。

もう少し付け加えると
できているということではなく、やろうとし続けていること・・・これが変われるためには大切なのです。

どういうことかというと

これまでできていなかったことを意思を持ったからすぐにできるわけではないですから、できるようになる前段階としてやろうとするということが必要になるわけです。
そして、そのやろうとする意思を継続するためにし続けることが必要となるわけです。

このし続けるということはどういうことかと言いますと

それは

習慣化するための過程

だと言えるでしょう。

習慣化するとは、無意識のうちにできるようになることだと言えます。

しかし

無意識のうちにできるようになるためには

意識して取り組み、その過程で「できなかった」という後悔や「うまくいかないなぁ」という苦しみを乗り越えてこなければなりません。

そして、そうしたことの先に習慣化が実現できるのです。
例えれば、癖を直す時に、意識し苦しみ後悔しながら続けていくと、ある時意識しないでも苦しまないでもできるようになるのと同じようにです。

こうして無意識のうちに望ましい方向に進むための手段ができるようになれば、それは、あなたが望ましい方向に「変われた」ということなのです。

だから、根気強くあきらめずに意識して続けることが、人が変われるためには重要なのです。

そして、それを信じて取り組むかどうか・・・それは、あなた次第です。
なぜなら、それをやろうとするかしないかは、あなたの意思なのですから・・・

ただ、望ましい方向に変わるためには、変わろうという意思を持つことが必要なのだけは間違いないはずです。

ご縁に感謝!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。