忙しい

今日も訪問頂きありがとうございます。

今日は、以前gooブログで書かせて頂いたことがある「忙しい」ということについて、私が心がけていることをご紹介させて頂きたいと思います。

忙しいは・・・

忙しいという漢字を分解すると「心」に「亡」と書きます。
そのため「忙しいは心を亡くす」と言われたります。

仕事をしていて、いつも「忙しい 忙しい」と言っている人がいます。
その人にしてみればほんとうに忙しいのだと思いますが、それを口にしている時の、その人の心理とはどういうものなのでしょう…

以前の自分を振り返ってみてもそうなのですが、おそらく「私は、こんなに頑張ってますよ」とか「これ以上、私に仕事を振らないでね」などというアピールだったりしないでしょうか。
そして、その時点で、それを聞いた相手は同情をしてくれはしますが、その一方で「あ、こいつには頼めないな」とか「もうちょっとやり方があるんじゃないの…」などといったネガティブな印象を持たれてしまうことも多いのではないでしょうか。

有能な人は「忙しい」と言わない

一方、仕事ができる有能な人で、周りから見ても明らかに忙しい人がいます。
仕事をたくさん抱えているのにまた新しい仕事が入ってくる。

しかし、往々にしてそういう人は、「忙しい」という言葉を使わなかったりします。
では、そういう人が仕事で潰れてしまうかというと、そんなことは、あまり見たことはありませんし、聞いたこともありません。

なぜそうなのか…
その理由は、いろいろとあると思いますが、たいていそういう人たちは、仕事があること、仕事ができることに感謝し、喜びを感じ、仕事を頼んでくれた相手の役に立とうと前向きに取り組む、そして仕事にも創意工夫をする。
また、そうした人は、仕事の効率、公私のメリハリ、健康管理などにも気を使っていたりします。
だから、有能で忙しい人は、「忙しい」と言わないのではないでしょうか。

そして、このことこそが、「忙しいは心を亡くす」の真意ではないかと私は考えています。
つまり、ほんとうに限界を超えた業務量や長時間労働は論外ですが、そうでない場合は、案外自分で「忙しい」と思うか思わないかの違いだったりするのではないかと思うわけです。そして、そのことが、心のこもったサービスや相手に喜ばれる仕事になるか否かの違いだったりするのではないでしょうか。

そういうことに気づいた時から、私は、「忙しい」というネガティブに繋がる言葉を自ら吐かない(特に「忙しい 忙しい」と繰り返さない……これも大切)、このようにまずは形から入っていくだけでも心を亡くさないで済むのではないかと思い、極力「忙しい」という言葉を使わないようにしています。
また、他の人にに対しても「お忙しいところ……」という時にも「忙しい」という言葉は使わないで、例えば「ご多用のところ……」などのような言葉を使う。こういうちょっとした心がけを続けていくことで「心を亡くさないで済む」ということもあるのではないかと思って心がけていたりするわけです。

いかがでしょうか?
よろしければ参考にしてみてください。

ご縁に感謝!
今日も読んで頂きありがとうございました。

091559