ジーコスピリット

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昨日の夜は、サッカーのクラブワールドカップをテレビ中継で見ました。
普段、サッカー中継は、日本代表戦くらいしか見ていませんし、Jリーグでは鹿島アントラーズとは別のチームを応援しているのですが、さすがに昨夜は、日本勢初の決勝進出で、あのレアルマドリードと対戦するということで楽しみにしてテレビ観戦しました。見るまでは、「さすがにレアルマドリードには敵わないだろう」と思っていましたし、前半早々に得点を取られた時には、「やっぱり・・・」と思ってしまったのですが、その後鹿島アントラーズが、一時逆転し、延長戦にもつれ込むという素晴らしい試合になり、久しぶりにサッカーを見て興奮しました。
最後は、大善戦及ばず、優勝はレアルマドリードに譲りましたが、鹿島アントラーズの皆さん、準優勝おめでとうございます!そして、素晴らしいスピリットを見せてくれてありがとうございました。お疲れさまでした。

で、こうした鹿島アントラーズの大躍進によって改めて注目されているのが、鹿島アントラーズの創設期に選手として活躍した元ブラジル代表ジーコが、チームに植え付けた「ジーコスピリット」
「ジーコスピリット」とは、「献身・誠実・尊重」がプロの魂であるという教えで、1991年にジーコが、鹿島アントラーズの前身である住友金属に入団してチームに植え付けた教えで、以来、脈々と受け継がれてきたこととのこと。今回の大会でも、こうしたスピリットに基づくと思えるプレーや選手の発言が多かったように感じました。

そして、この「献身・誠実・尊重」がプロの魂というジーコスピリット・・・私も今回見聞きするまでは詳しくは知らなかったのですが、何だかとてもいいものだなと思いました。プロという世界であれば、もっと自分を出すということが大切なようにも思うのですが、そうしたことはどこにも出ていません。当然、自分の技術や力量などもプロである以上は重要なことなのだと思いますので、そうした個を磨くことも求めてはいると思いますが、それよりも自己犠牲を払い、チームのために自分が何をすべきかということを考える重要性を説いているのだと思います。高い個の技術や個性も、チームの勝利のために「献身・誠実・尊重」に活かしていく・・・こういうことなのだと思います。
また、こうした素晴らしい教えを、Jリーグが発足して25年になる今日まで、きちんと受け継いできているチームも素晴らしいと思います。昨今、時代が変わったと、すぐに伝統や教え、アナログ的なことを古いと言って見直そうという風潮がありますが、こうした素晴らしい教えなどは、大切に受け継いでいくことも必要なのではないでしょうか。

ジーコスピリット・・・覚えておこうと思います。

ご縁に感謝!
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